メルカリへの出品の始め方と解ったこと

メルカリに出品しようとしたきっかけ


別に普通です。少し前から不要品をガンガン処分したくなって、でも捨てるのももったいないと言うことでメルカリで出品しています。昔からヤフオクなんかも「出品してみたいなー」とか思っても、対応とか出荷が面倒そうで中々やる気にならなかったんですが、これも一つの勉強という事ではじめました。不要物も捨てるのはもったいないので。今のところ出品オンリーなので購入した事はないです。

メルカリに出品する前にしたこと

ヘルプを読む

当たり前ですが、取引に関する様々な仕組みを理解する必要があります。どういう流れで取引が行われるのか、支払い方法はどういったものがあるのか、どうやってお金を受け取るのか、などを確認します。

見知らぬ人同士で物や金銭のやり取りをする以上、「知りませんでした」は許されないことです。しっかり理解した上で利用するべきです。

ガイド https://guide.mercariapp.com/jp/

取引のルールを理解したらフローを固めていきます。

 

出品物を決める

商品は何を出すのかを決めます。できればエクセルでリストを作成します。メルカリはPCからも操作できるので、エクセルにある程度まとめてデータを作っておいて出品時にコピペでサクサク登録します。

自分が簡単に作ったフォーマットです。良ければどうぞ。

[wpdm_package id=’818′]

 

シート1:商品リスト

項目 詳細
取引完了フラグ 未出品・出品中・出荷済み の中から選びます。
入力内容に応じて列の色が変わります。
カテゴリ 分類しやすいように任意でカテゴリを入力します。
メーカー・ブランド 分類しやすいように任意でメーカー名・ブランド名を入力します。
商品名 商品ページのタイトルを入力します。メルカリの仕様に合わせて入力可能文字数は40文字までです。
内容 内容量などがある場合、任意で入力します。
商品説明・コメント 商品の説明文を入力します。
キーワード 商品説明ページに記載する検索ワードなど任意で入力します。
販売価格 販売価格を決めて入力します。
発送方法 発送方法を選びます。らくらくメルカリ便での設定になっているので変更する場合は「送料」シートの編集とデータの入力規則から選択項目の編集を行って下さい。
送料 関数が入っているため入力不要です。
利益計算 関数が入っているため入力不要です。
備考 任意で入力します。

 

シート2:注意文・対応

内容 詳細
商品情報 商品詳細に記載する注意文を任意で入力します。
注文対応 注文後の応対文を任意で入力します。
出荷後対応 出荷後の応対文を任意で入力します。
評価時 評価時の応対文を任意で入力します。

 

シート3:送料

内容 詳細
発送方法  発送方法を入力します。
サイズ  対応サイズを入力します。
送料 送料を入力します。
備考 任意で入力します。

 

配送方法を決める

配送方法は色々ありますが、大きく分けて「ヤマト運輸」か「日本郵便」かのどちらかになります。その内、配送方法は

  • らくらくメルカリ便
  • ゆうメール
  • ゆうパケット
  • レターパック
  • 普通郵便
  • クリックポスト
  • 宅配便
  • 宅配便 はこBoon

などがあります。(執筆時点)
自分の場合は「らくらくメルカリ便」を使いたいので運送会社はヤマト運輸を使うことになります。

 

らくらくメルカリ便

「らくらくメルカリ便」は匿名で発送できるので出品者も購入者も安心して取引が出来ます。

民度が低いと言われるメルカリなので念のため自衛として選びました。ただ、送料が少し高めなのが難点かもしれないですね。送り元の表記とか気にしないんだったら他の配送方法が安くて良いと思います。

 

梱包資材を用意する

商品のサイズによるのですが、通販の箱やクッション材なんかを取っておくと良いです。らくらくメルカリ便の場合ある程度の大きさまでは専用の箱(65円)を買う必要があります。購入者が確定してから買っても良いのですが、後から買うのが面倒な場合は事前に用意しておきます。

取引量が増えてきたら多少は資材を買うのも良いと思います。この辺は料金や量とのバランスを見つつ。

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商品を撮影する

執筆時点では4枚まで商品画像を登録できるので、全体だけでなく細部もある程度アングルを考えて撮影します。
きれいな方が購入者の興味を引くことが出来ますが、キレイにしようとしすぎて加工しすぎると、購入前と到着後のギャップによるクレームの恐れがあるので注意。
メルカリに登録する際の形式が正方形なので可能であれば画像は正方形になるようにします。iPhoneのカメラには正方形で撮影できるので有効活用すると良いです。

 

応対用テキストを用意する

例外のケースを除いて応対分のテンプレート文を作成しておきます。

  • 問い合わせの応対テキスト
  • 注文後の応対テキスト
  • 出荷後の応対テキスト
  • 評価時の応対テキスト

それぞれいくつかのケースがあるので、それぞれケースに応じて作っておきます

 

出品者としてのスタンス

それらに加えて私の場合はまずどういうスタンスで出品をするのかを決めておきました。

売れなくても構わない

まぁ別に売れなくてもいいや、っていう気持ちで気長にやります。値下げ交渉の項目とも少し被るんですが、焦って値下げしてまんまと買い叩かれるのもバカらしいです。

 

商品情報はありのままを

売るために良く見せようとするのは駄目です。実物とのギャップによるクレームの元です。商品のキズなどの状態は包み隠さず出来る限り詳細に載せるべきです。

 

対応は早目に

買い手としてはできるだけ早く欲しい場合が多いので、そういう気持ちを汲み取る事も必要だと思います。また、相手からしても売り手がどういう人か解らないので不安解消のためにもできるだけ早めにコメントの対応をします。

これは「誠意を持って取引をする」という売り手としての責任からです。

 

値下げ交渉を受けない

メルカリは値下げ交渉が当たり前みたいな感じですが、様々な理由から一切の値下げ交渉を排除しました。商品説明とプロフィールにも値下げ交渉を受けない事を記載します。

 

メルカリに思うこと

値下げについて

「フリマだから」という謎の固定観念で値下げが当たりまえと思ってる人が多いみたいですが、現実のフリマと違ってメルカリの場合は販売金額の10%が手数料として取られ、なおかつ売り方の設定によっては送料も引かれます。よっぽどすぐに売りたいという場合以外、売り手は値下げに応じるメリッットはほぼ無いです。

そもそも現実のフリマの場合、売り手的には「タイムリミットで商品を持ち帰る事を避けたい」→「多少安くてもいいから売り払ってしまいたい」という心理もあって交渉に応じてると思います。

あえて高く設定して値引きに応じるという方法を採用している方も多いと思いますが、私はその交渉の手間と時間がコストであると考えたため、交渉を受けないことにしました。現実のフリマだと口頭でやりとりできるのですが、メルカリの場合「希望金額を提示される→提示金額が可不可のジャッジ→コメント入力」というプロセスが手間がかかりすぎなのです。必要以上の時間と労力をかけるのはナンセンスだと思います。

それに加え、相手が全員がまともな人間だったらいいんですが、頭のおかしい値下げ交渉をしようとする人も多いので、まともにやりあってたらストレスになるだけです。

実際にあったのが「5500円で売ってるものを3000円にしてくれ」と言われたケースです。こちらとしては市場価格や商品の人気度・状態などを吟味して決めた値段だったのですが、アホだから何も考えず買い叩こうとするわけです。こっちからするとその3000円はどっから出てきた金額なんやと、それは単にお前の願望ちゃうんかと思うとイライラするんですよね。
当然そういうアホはコメント削除+ブロックで取引自体出来ないようにします。そういう人間はどうせ買った後もわけの分からない難癖をつけて返品やクレームがありがちなので。

値下げ交渉不可ということを商品説明やプロフィールに記載していても「値下げ可能ですか?」と聞いてくる文盲も多いですね。最初はブロック+コメント削除していましたが、あまりに多いので、最初の一人だけ丁重に断るコメント(コピペ文)を残すようにするとそれ以降はあまり言ってくる事はなくなったと思います。それでも言ってくるアホがいたので即ブロックしました。

 

売り手の自衛について

売り手の身を守るにはとにかく地雷ユーザーを先にブロックすることに尽きるなあと思います。

結果的にほとんどの場合、問題なく取引出来ています。執筆時点ではそこまでひどいのは遭遇しませんでしたね。せいぜい購入後に商品の質問する面倒な人に当たったことが有るぐらいでしょうか。

 

商売について


民度の低いメルカリは特に「自分だけが得をしようという」人が多いと思いますが、その時は良くてもBANとか晒しとか結局何らかの形でしっぺ返しにあうんじゃないでしょうか。そもそもそういう行為は自分の品位を貶めるので私は真似したくありません。

商売においては結局のところ近江商人の「買い手よし、売り手よし、世間よし=三方よし」の理念に基づいて取り組むことが成功につながるのではないでしょうか。

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