ヘルニアになった

椎間板ヘルニアになりました。

発症してから結構長い間苦しんできたので、一度経緯をまとめようかと思い、久々に記事を書く事にしました。ようやく時間も出来たので。

なお現在も完治したわけではありません。

脚に痛みを感じたことが始まりだった。

およそ2017年末ごろの事でした。

寝技の練習で抑え込まれた後らへんから左脚が痛くなってきました。しばらく経っても痛みが引くどころか腰と脚の痛みが日に日に増してきました。

「あれ?これやばくないか?」と思いつつ日々をすごしていましたが、左脚を伸ばすのが段々辛くなって、腰も痛いから座り続けるのもキツくて、いよいよ病院に通ってみようと決めたのでした。

しかし今思えば、それよりもさらに1年程前に一度軽いギックリ腰になったとこあたりから始まっていたのかもしれません。

整形外科に通う

近所の整形外科を受診したところ、「椎間板ヘルニアの可能性が高い」とのことでした。

初めて知ったのですが、椎間板ヘルニアはMRI検査をしないとハッキリわからないみたいです。

あまりに痛みが酷かったので、仙骨付近への注射をしましたが、結局痛みが引くのは1日程度で全く良くなる傾向もありませんでした。

その他、牽引や電気もやりましたけど、特に効果を感じませんでした。

処方されたロキソニンを飲んで痛みを和らげるしかありません。

MRI検査を受ける

「おそらくヘルニアだろう」だったので、症状を明確にするため大きい病院でMRI検査を受ける事に。
タトゥーが入ってますが、ワンポイント程度だったので問題なくできましたが、ゴリゴリに入ってる人は受けられないんだろうと思うとやっぱ入れないほうがいいですね。

MRIは大体20分位、あの筒の中に入ってるのですが、結構音がうるさいので睡眠を取るのは難しいです。前もって考案事項などを考えておくと良いかもしれません。

ペインクリニックでブロック注射

本格的なブロック注射をうけました。
当日の流れとしては

  1. 問診
  2. 点滴を打ち始める
  3. 10分ぐらいしたら運ばれる
  4. 患部へ特殊な注射を打たれます
  5. ベッドへ運ばれる
  6. 点滴が切れるまで1時間位ベッドで寝る
  7. 終わり

これを2週に1回程度で計3回受けました。夏頃ですね。

一応治療を受けた後は多少痛みが落ち着きますが、数日するうちにすぐ元に戻ります。
なのでやっぱり手術したほうがいいんじゃないだろうか?と考えました。

手術の検討を兼ねて大きい病院へ

この時点でMRIを撮ってから半年くらいたってたのでもう一度撮ることに。

それで診察を受けた結果、手術をすることをきめました。

1日でも早く痛みを無くしたかったからです。

それから検査などの手術手続きを行いました。入院説明を受けたり、採血やらコルセットの採寸やらもこの時に行います。

手術入院

事前に会社に連絡し、その間有給を使うことで話をつけました。

入院したその日は特に何もなく、普通に過ごしますが、手術日は朝6時ぐらいから水も飲んではいけなくなります。

手術着に着替えて午前9時ごろから手術室へ移動しました。

名前を呼ばれたらベッドに寝かされて運ばれていきます。

手術するところまで運ばれたら麻酔を打たれます。

全身麻酔だったので、麻酔を流された際にあえてずっと目を開けていたはずなのですが、次の瞬間目をつぶっていて、名前を呼ばれたと思って目を開けたらすでに手術が終わっていたという感じでした。

意識が朦朧とする中、病室に運ばれます。この時で大体正午くらいです。

この時からが本当の戦いでした。

傷口がとにかく痛い。それにひたすら耐え続けますが、痛すぎて仰向けに寝ることは出来ません。
それに加えてトイレに行けないのでカテーテルといって、尿道に管が通っています。それがすごい不快なんです。

それが翌朝までずっと続くとわかった時点で発狂しそうになります。

寝てれば時間が経つかと思って寝るも、痛みで起きてしまいます。

右向きに寝続けていると方が痛くなるので、今度は左を向きたいのですが、なかなかうまく動けません。なのでやむなくナースコールで手伝ってもらうしかありません。

晩飯もほぼ寝た状態で食べざるをえなかったのですがそんな時に限って麺類でした。。。
それから翌朝まで痛みに耐えながら無理矢理にでも寝ます。

翌日の朝にようやく管を抜きます。もちろんめっちゃ痛いです。

手術後からそれまで紙パンツを履かされていたのですが、その間、幸い便意はなかったです。
もしせざるを得ない状態だったら色々と辛いことになったと思います。

自前の下着に履き替えて、コルセットを装着して立ち上がることもできるようになります。自動でベッドを起こすやつを使いました。

立ち上がるのも歩くのも当然めちゃくちゃ痛いので、ものすごくスローペースです。
だからトイレと食事以外は基本寝転がるしかないです。

コルセット装着の図

手術の翌々日に許可が下り、ようやく洗髪ができました。

更にその翌日あたりにシャワーに入ることができました。

その頃から1日20分位エアロバイクみたいなやつでリハビリを行います。

それ以外の時間は特にやることがないので、とにかく時間を潰せるようなものを持っておかないと苦痛だと思います。私はタブレットでAmazonプライムのアニメや映画なんかを観てました。

あとDSのペルソナQ2が出た頃だったのでそれをプレイしてました。

手術から大体1週間位で退院になります。

といってもすぐ完治するわけでもなく、退院してから1ヶ月くらいはコルセットを装着しながらの生活になります。

当然会社にもコルセットをつけての出社です。

1週間ほどの入院でしたが、それ以上入院期間があったとしたら精神的に辛いかもです。

持ってて良かったと思ったもの

  1. タブレット
  2. ポケットwifi
  3. ボディーシート

タブレット

タブレットはとにかくアマプラで動画鑑賞していました。別にスマホでもいいのかもしれませんが、長時間視聴することになるので、やはりある程度画面が大きいほうがいいです。

ポケットwifi

ポケットwifiはレンタルサービスがあったので利用しました。入院の数日前に予め手続きして、受け取っておきます。

サービスの存在を知っておくと、急な要り用の時に凄く役に立つとおもいます。

退院して帰宅後に返送手続きを取りました。

ボディーシート

ボディーシートは、毎日シャワーに入れない環境なので本当に持っててよかったと感じました。

体を少し拭くだけで気分が全然違います。

入院時期が冬だったのでまだマシかも知れませんが、夏だともっと必要に感じたと思います。

その後

経過を見つつ自主的に少しずつ運動をしていきます。
でも長時間のデスクワークのためかちょっと治りが悪かったと思います。

この辺は、一般的な労働時間で帰宅できないという労働環境の問題が関係しているのですが。

ある程度痛みが引いたので、とりあえずしばらくは無理せずストレッチやトレーニングで元に戻したいですが、手術するまでは特に痛みがひどくて普通に生活するのも辛かったです。

もし腰の調子が悪い場合は早めに整形外科に通うことをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA