少し前に、京都の八坂神社へ参拝してきました。
何か用事のついでというわけでもなく、純粋に参拝に行きたくなったからなのですが、とても素晴らしい場所ですので、お近くへ寄られた際にはぜひ御参拝していただきたいです。
目次
八坂神社とは
京都祇園にある神社で、2020年12月に八坂神社本殿は国宝に指定されました。
建造物の詳細は公式サイトで確認できます。
- 中御座:素戔嗚尊 (すさのをのみこと)
- 東御座:櫛稲田姫命 (くし(い)なだひめのみこと)
- 西御座:八柱御子神 (やはしらのみこがみ)
スサノヲやクシナダヒメはマンガやゲームで名前を聞く事も多いんじゃないでしょうか。うちはのアレとか。


境内は何とも言葉に表せない、神社独特の雰囲気でとても心が洗われます。


肝心の本殿を撮り忘れてしまいました
催し物

人が集まってんなぁと思ったらちょうどいいタイミングで奉納舞が始まりました。
こちらの舞殿ではこういった奉納行事の他、祇園祭の際に三基の御輿が奉安されたり、結婚式が行われるそうです。

写真中央にある祇園東歌舞会の名前で公式サイトを調べたところによると、毎年11月に開催される祇園をどりの公演をされている京都花街の組合さんなのだそうです。
アクセス

住所:京都府京都市東山区祇園町北側
時間:9:00~17:00(社務所) ※24時間参拝可能
- 京阪電車「祇園四条」駅より徒歩約5分
- 阪急電鉄「京都河原町」駅より徒歩約8分
神社を参拝する際の作法

一礼をしてから鳥居をくぐります。鳥居の中央は神様の通り道になりますので中央は避けて通ります。参道も中央は避けて通りましょう。
手水舎で手と口を清めます。
- 右手で柄杓を持ち、左手を洗います
- 左手に持ち替え右手を洗います
- 右手に持ち替え、左手の手のひらで水を受け、口をすすぎます
- すすぎ終わったら左手をもう一度洗います
- 柄杓を立てて、残った水が柄に流れるようにし、柄を洗いながしてから元の場所に戻します
コロナ対策で口をすすがないことを神社側が推奨している場合があるみたいですので、何か掲示物がある場合は予め確認しましょう。
鈴がある場合は鈴を鳴らしてから、お賽銭を入れます。投げ入れたりせず、丁寧にいれましょう。
二礼二拍手一礼でお参りをします。
- 深くお辞儀を2回行います
- 胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらし、肩幅程度に両手を開き、2回打ちます
- 指先を揃え、最後にもう1回お辞儀をします
お寺の場合は仏教なので、神社とはまた作法が異なります。
神社に行く時の服装
通常の参拝であればカジュアルな服装でも問題ありませんが、祀られている神様=目上の方にお会いするので常識の範囲で判断が必要です。要はTPOです。
ただし御祈祷を受ける場合など、正式参拝時はスーツなどの正装を選びましょう。
参拝時に避けるべき服装
- タンクトップ・ノースリーブなど肌の露出の多い服装
- 短パン・カーゴパンツ・ミニスカート
- 作業着やジャージなどラフすぎる服
- 帽子・手袋・サングラス(鳥居をくぐる前に外すこと)
- 華美なアクセサリー・派手なバッグ
- 派手な色・柄のもの
- サンダル・ハイヒール・ブーツ
ジーンズは通常参拝なら問題ないとされていますが、ダメージ加工されているものは避けたほうが良いでしょう。
おみくじ・お守り・御朱印
おみくじ・御朱印などを希望する場合は参拝を終えてからです。
何より先に神様に御挨拶するのが礼儀ですよね。
順番を間違えないようにしましょう。
お守りは参拝前に購入するという説もありますので、そこは各自で判断してください。
神社と雨
雨に対してマイナスのイメージをお持ちの方も多いと思いますが、雨は「禊(みそぎ)の雨」と言われ、邪気など悪いものを浄化する意味合いがありますので縁起が良いとされています。
「雨だけどお参り行きたい」という気持ちの時は行ったほうが良いでしょう。逆に「雨で行くのはどうしても嫌だなー」というマイナスの感情を抱いている時は行かないほうが良いです。
インスピレーションに従って行動すれば良い結果につながると思います。

今回行った時は雨のち曇りという感じでした。晴れとはまた違う雰囲気なので良い体験でした。